先生≒恋

「先生ありがと・・・
もう、たぶん大丈夫」

「そっか。じゃあ
教室行こっか」

そして、教室に向かおうとすると
まだ、雪の友達がいた。

すごい目で睨まれて
とっさにあたしは、
逆方向に走り出してしまった。

自分がこんなに
弱い人間だなんて知らなかった。

先生もあきれちゃったよね。
ごめんね・・・先生。

泣きながら違う道から
教室へ一人で行こうと、
廊下をとぼとぼ歩いていた。