そこには、雲ひとつなく大きく広がる青空。 そしてー・・・・・ それをまるで彩るかのような綺麗な虹が広がってた。 「きれー・・・」 普段空なんてろくに見ないあたしでも 思わず声がでるほどに。 「これを絢南に見せたかったんだよな」 坂上のサラサラの茶髪が風になびいてる。 心底嬉しそうなその横顔に・ あたしは何も言えなくなってしまった いや、正直にいえば、見とれてしまってた。 「なあ、・・・」