「今日もいい天気、気分は爽快」

俺は、西風高校に通っている、一年E組出席番号23番朱雲 天気(しゅぐも てんき)


「おっはよう」

「ゴフッ」

見事に背中に張り手が決まった。

「お前それ止めろよ」

「お前じゃありません、私にはちゃんと大空 楓(おおぞら かえで)って名前があるんだからね」

「わかったわかった、楓は帰れ」

「…3点」

滑ったー、まずいそんな冷ややかな目で見るなー
「なんで目隠すのよ」

「そんな冷ややかな目で見られたくない」

「あっそ、じゃあ今度のあたしの誕生日のパーティーの時あんた招待してあげない」

この言葉から分かるように、楓の家は父親は超大型企業の社長、母親は凄腕ファッションデザイナーなもんだから、かなり大金持ちだ

「それだけは勘弁を〜」
「冗談だって、はいあんたの分のお弁当」

「お、サンキュー」