好き、大好き

そうして
あたしは
保健室に
連れていかれた。
と思ってたら、
あたしが連れていかれた
場所は空き教室。


「「・・・」」


「連れ出して、ごめんね??」


『ううん・・・』


「ねぇ、結さ、黒木クンの
こと・・・」


『・・・うん。
小学4年生の頃からの
片思い。
でも、だんだん一緒に
いるのが辛くなって・・・。
だから私立に来たんだ。』


「そっか・・・。まだ、
好きなんでしょ?彼のこと。」


『うん・・・。
好き、大好きなの・・・ッ』