妹の恋人は姉の彼氏の従弟Ⅱ

結局……
海堂はアパートに来た

『近くまで来たんだけど、詳しい住所がわからない』

・・・て朝方に電話がかかってきた

本当はアパートに入れたくなかったけど

私の7年間の生活が知られてしまうみたいで
ちょっと海堂には見られたくなかった

でも近くまで来たという海堂を邪険に扱うなんてできなくて

結果、私は海堂を部屋にあげてしまった

「紫音、もっと上に腰あげてよ」

海堂の声が、疲れ切った私の耳に入ってくる

腰をもちあげる気力も私には残っていない