神楽幻想奇話〜荒神の巻〜

「ヘッ!何をさっきからコソコソやってやがる。テメーが何しようとアタイが負けるわきゃねーだろ!
ジジイ一匹見逃すか!」


「それをさせないのが俺の役目だよ!滅魔結界符術攻の型「炎」」


風神が両手に風を集めて放とうとした時、符陣の中から炎の龍が襲いかかった!


「チッ!その技は効かないって忘れたか!」


一気に風神を飲み込もうとした炎龍は、彼女が瞬時に発生させた竜巻に巻き込まれて周囲に霧散した!


「まだだぁ攻の型「炎」」


沙綺はそんな事にお構いなしの二発目を放った!

だが、風神がとった行動は同じ!霧散した炎龍は周囲の温度を上昇させただけで効果は皆無だった!


「しつこい!テメーは猿以下だな!」


風神は苛立ちを隠せずに牙を剥き出しにして言い放った。


だが、沙綺の攻撃はなおも続いた!


「いくらでも言ってろ!お前は俺の予想通りにしか動いてないんだよ!攻の型「炎」」


その3発目は風神ではなく地面に向けて放たれた!