その時背後からバタバタと誰かが駆け寄ってくる音が聞こえた。
沙綺と月読が振り返った先には先程回復したばかりの幹矢と透の姿があった。
二人は息を切らせながらオマモリサマの無事を確認すると、深く吐息を吐いて安堵の表情を浮かべた。
「良かった…ご無事でしたか…。」
幹矢が声をかけると、オマモリサマは何も言わずに幹矢の足にすがりついて着物を握りしめた。
「…オマモリサマ…大丈夫ですよ、神器がなくてもここに居て下さい。貴女のせいじゃない。何も負い目を感じる必要はないんです。」
オマモリサマの頭を優しく撫でながら語りかける幹矢に、オマモリサマはすがりついたままモゴモゴと小さな声で答えた。
「…でも…ウチ…もうオマモリサマの役目が果たせんよぅなった…。」
「大丈夫…神器の守護者だけが存在理由じゃないんです。オマモリサマはオマモリサマ、今まで通り何も変わりませんよ。」
幹矢は膝をついて目線をオマモリサマに合わせると、肩に手を置いてはっきりと言いきった。
オマモリサマも暫くは悲しそうな顔をしていたが、やがて幹矢の目を見つめ返してありがとうと一言呟いた。
透はそっと沙綺の横に来ると、耳元に囁きかけるようにしてこう言った。
「沙綺、式神を飛ばして忍達に現状を伝えてくれ。…事態は急転してる、早く伝えなければ忍達が無防備なままやられてしまう。」
沙綺と月読が振り返った先には先程回復したばかりの幹矢と透の姿があった。
二人は息を切らせながらオマモリサマの無事を確認すると、深く吐息を吐いて安堵の表情を浮かべた。
「良かった…ご無事でしたか…。」
幹矢が声をかけると、オマモリサマは何も言わずに幹矢の足にすがりついて着物を握りしめた。
「…オマモリサマ…大丈夫ですよ、神器がなくてもここに居て下さい。貴女のせいじゃない。何も負い目を感じる必要はないんです。」
オマモリサマの頭を優しく撫でながら語りかける幹矢に、オマモリサマはすがりついたままモゴモゴと小さな声で答えた。
「…でも…ウチ…もうオマモリサマの役目が果たせんよぅなった…。」
「大丈夫…神器の守護者だけが存在理由じゃないんです。オマモリサマはオマモリサマ、今まで通り何も変わりませんよ。」
幹矢は膝をついて目線をオマモリサマに合わせると、肩に手を置いてはっきりと言いきった。
オマモリサマも暫くは悲しそうな顔をしていたが、やがて幹矢の目を見つめ返してありがとうと一言呟いた。
透はそっと沙綺の横に来ると、耳元に囁きかけるようにしてこう言った。
「沙綺、式神を飛ばして忍達に現状を伝えてくれ。…事態は急転してる、早く伝えなければ忍達が無防備なままやられてしまう。」


