神楽幻想奇話〜荒神の巻〜

緊張の面持ちで外に出た一同は池の前に立つ二人の人影を目にした。

一人はセーラー服の女の子、もう一人は眼帯をはめてラフな格好をした銀髪の女だった。


「やっぱりアンタそっちの方がいいわよ!長ランとか見てるだけで暑苦しいしー!」


「そうか?お前だけだぜ服とか気にしてる奴。」


そう言いながら髪を結び直す女を見て、忍達は顔見知りかさぐり合った。


「西の奴らにあんな娘達はおらん。御影はどうじゃ?」


元の問いかけに首を横に振る御影。
この二人が知らないと言う事は事実上退魔士では無いという事だった。


「一般人は通過する事がない結界を通過してきたという事は…ああ見えて敵じゃ。油断するなよ?」


元は一同に注意喚起すると女達に向かって声をかけた。