神楽幻想奇話〜荒神の巻〜

元はそこまで話すと一息ついて皆を見回した。


「創造神は純真無垢な精神体だと言われておる…。
そんな全てを生み出す力を持つ神に、邪悪な考えを持って追放されたスサノオが会う事になれば何を望むか知れた事ではない!」


「つまりは人間達…いえ、地上すら滅ぼして自分の思うままの世界すら創る事が可能になる…と言うのですね?」


余りに現実からかけ離れた話に実感がないまま忍は言った。


「でもしーちゃん、天界には沢山の神様が居るんだよね〜?そう簡単にいくのかなぁ?」


縁側に座った彩音は足をプラプラさせながら自分の考えを言った。

忍はそれもそうね…と答えながらも未だに危機感が沸かなかった。