神楽幻想奇話〜荒神の巻〜

忍と彩音は顔を見合わせると決意の表情で頷き合い、元の待つ外へ向かった。


「久々の稽古…多数の召喚獣を持つ師匠は何を呼び出すのかしらね…。」

「ち…ちょっと怖いねしーちゃん…。」


そんな会話をしながら外へ出た彼女達は、広場に立つ元の前へとやって来た。


「長々と話す必要はない。かかってこい。」


そう言った元は全く呼び出す気配すらなく立っていた。

しかし忍達はそんな様子に構うことなく鬼を呼び出した。

「悠久の時より目覚め、かの者を討ち果たせ!出でよ前鬼!」


「おう任せろぃ」


突如光の中から現れたのは全く忍の知らない赤髪の男だった!


「アンタ誰」