神楽幻想奇話〜荒神の巻〜

居間に行くと手際よくお茶の準備をしている忍の姿があった。
長い間修行生活を送った家なので手慣れたものだ。

数分後には三途の川まで行ってきた元も復活して全員が揃っていた。


「…それで?お前達は何の用じゃ?御影の坊主はこっちから呼んだが……へっぶし」


鼻血を止めるためにティッシュを詰めようとした元はムズムズしてくしゃみをした。

スポーンと飛んでいったティッシュを見つめながら忍が答えた。


「はい、丁度御影さんも居るので率直に報告いたします。
…東の長、白蓮様が亡くなられました。」


「何だってどういうことだ」


御影がテーブルをバンッと叩いて立ち上がった。