「ふっふっふ…でかしたぞ風神・雷神。こうも早く草薙の剣を持ち帰るとはな…。」


主は彼女達が持ち帰った古代の剣を目の前に浮かべながら笑った。

しかし当の本人達はつまらなさそうにあくびをしながら座っていた。


「あんな婆さんに手こずってたなんて信じられねーな。
あっけなさすぎてアクビしかでねえよ。」


「ふん、それでこそわざわざ呼び出したかいがあるというもの…。
所詮神と運命には逆らえんのだ!」


上機嫌に笑う主。

そこに二人の新たなる影が現れた。


「えらく上機嫌だな。俺達働かなくてもいいんじゃないのか?」


「キャハハハ!そんなつまんないこと言わないでよ!早く切り刻みたくてウズウズしてるんだからさ!!」