RENの頬に右手で触れ、唇を親指でなぞる。
そして口を開かせその中に指を入れると
それに答えるように彼女が舌を絡め吸っ
てくる。

RENの手が俺を再び引き寄せ、

彼女は耳元で小さく囁いた。

『櫂…きて……』


服を脱ぐ時間さえも惜しく、少しの間も
離れていたくなかった。

俺は15歳の少女の妖艶さに惑わされている
のか、ただ愛しいのかわからないまま。

その後、この甘い快楽の世界で何度も何度も
愛し合いお互いを求めていた。



まるで生きてることを

確かめるかの様に……