「REN、バカ!お前何考えてんだ!」

櫂が俺の肩を掴む。

『明日の14時まで猶予ができたよ。
今日は何も仕掛けてこない。
最後にハルに会いたいんだけど……』

すでに俺の心は決まっていた。