バスルームを開けるとこっちを向いてハルが立っていた。 ザ―ザ――とシャワーの音。 中は湯気で少し曇っている。 「何?」 俺がそう尋ねると、ハルが何も言わずバスタブに目を向ける。 そこには、服のままバスタブに浸かってるさっきのガキ。 溜まったお湯が茶色になっていた。白いバスタブが余計汚さを引き立て ている。 「ひどいな、これ……洗濯機で回す?」 ガキの口にお湯が入りそうになり、咄嗟にそいつの着てた上着の肩元を 掴みグッとひきあげた。 後ろからハルが 「この子、女の子だよっ。」