(REN!!!!)

ガバッと起き上がり、夢だと気づいてホッと
したが声をあげてしまったのでは?
と少し恥ずかしくなる。

時計を見ると30分が経っていた。

ベットを起き上がり部屋のドアを開けた。

「REN。」

と声に出してみたがシン―――と静まり返った
空気が帰ってくるだけだった。


バスルームにRENの姿は無く。

ただ、洗われた白いワンピースが
ハンガーにかけられていた。