運命なんて...



「ねぇ、紫?


いいっ!!?

もう1度言うわ。



冬吾先生のことは

1人で答えを出さないで。


冬吾先生の気持ちもあるの。



結論を急ぎすぎないで。


そして、傷つくことを

怖れないでいて。





今はまだ.....

難しいかもしれない。


でも、


誰かのことを知りたい...


って思えたことは


前を見つめて

歩いている証でしょ?




アノときと

同じにはきっと...



ならないと思うから...



だから、忘れないで。




あなたには幸せに

なって欲しいから...」






「うん...。ありがとう」




紗智の優しさが



心に染み渡った。