先生が私のことを 見ていたということに かすかな期待を寄せながらも そんなことあるわけがないと 傷つかないように自分を護る 想いも働いていた。 「先生もよく、バルコニーに いるじゃないですか...。 先生の場合は昼間、 誰も居ない時間を 狙っているような... そして、1人でいるときは 決まって命を救えなかったときだと... 思うんですけど...。」 「知ったかぶりだったら 物凄く申し訳ないんですけど...」