チェリー

「ハァ ハァ…」


「大丈夫?」


紗織は
走ったせいか
軽く息切れをしていた


「だって……結花歩くの早いんだもん…汗

全然追いつかなかったから走って来た」


紗織は
苦しそうな顔を
しながら結花に言った


「えっ、本当にぃ!?
ゴメン 紗織
全然気づかなかった」


結花は
手を合わせて
紗織に謝った