チェリー

圧矢が呼び出したのは
いつもの公園だった


家から歩いて
5分ぐらいの距離

夏の日差しが
照りつける中
公園に向かった


春には綺麗な
桜を咲かしていた
桜の木も綺麗な緑色の葉っぱへと姿を変えていた


桜の木が何本も続く
道路を歩いていると
ベンチに座る圧矢の姿が見えた



公園には
たくさんの小学生が
汗をびっしょりかきながら一生懸命走り回っていた


公園の隅に出来た木陰には小学生のお母さん達が遊び回る子供達の姿を見守っていた