チェリー

「だから!
あんまり離れて歩いてると何かあっても知らねぇぞ」



「あっ、あぁ…
ゴメン!」


結花は圧矢の言った意味を理解すると今度は圧矢の隣をしっかりと着いて歩いた




『うわぁ…
何かメッチャ緊張してきた』

心の中で
結花が叫んだ

1人で内心
あっぱっていると
圧矢が話始めた







「今日はありがとな!

俺の話聞いてくれて…」


圧矢は
少し恥ずかしそうに
結花にお礼を言った


「そんな!
全然大丈夫だよ!

ただ何も役に立たなかったね…あたし…」