チェリー

「じゃあ…
お願いします」


結花は急に不安に
なってきたので
素直に圧矢に送ってもらう事にした


「うん!
全然大丈夫!

じゃあ帰るか」


そう言うと
圧矢は歩き出した


結花は圧矢の
少し後ろを歩いた





少し歩いた所で
前を歩いていた圧矢が
急に立ち止まった



「あんまり離れるなよ!」



そう言うと
結花が自分に
追い付くのを待った



「あんまり離れて歩くと一緒に帰る意味ないじゃん!」



「えっ?」