チェリー

「長倉さん?
…だったょね?」


呼ばれると
思わなかった
自分の名前を
呼ばれた結花は
一瞬ビックリしたが
声の聞こえる方を
振り向いた



「……?」


結花はすぐに
その人が誰か
理解できなかった


なぜなら夕日で
逆光していて
顔がよく見えなかったヵらだ