「せめて顔がブスだったらいいんだけど」
「ブスじゃしようがないね。そんな女性じゃ、ミニスカートでもお断りさ」二人は足を組んでゆったりとソファに体を沈める。
「美人を産んだ親が悪いってわけか」
「そう、親に罪がある」
「どうやら、世間受けしない論理だね」
「それよりも、ミニスカートをデザインしたデザイナーがいけないね」
「いや、一番根本的なものとして、その女性が生まれてこなければよかったんだよ」
「とにかく、世間で求めているのは、理性って奴だな」
「そうだよ。美人にも、デザイナーにも、生みの親にも罪は無いんだからさ。その女性を襲った男に罪があるって言うんだからな、世間一般では」
「質屋のばあさんを殺して、罪と罰を受けるのも理性が働いているからさ。ドストエフスキーもいいことを言ってるね」
「罪を憎んで人を憎まずってことばがあるけどどう思うかね」と彼が言う。
「ミニスカートの女性にも、その女性を襲った男にも罪はないということじゃないかね」
「なるほど」と彼が応える。
「とにかく、ミニスカートで男の気を誘い、どうぞ襲ってくださいといわんばかりの環境をつくることに罪があり、それを襲おうと思う男の心の動きに罪があるということさ」
「ドストエフスキーの罪と罰だね」
「ブスじゃしようがないね。そんな女性じゃ、ミニスカートでもお断りさ」二人は足を組んでゆったりとソファに体を沈める。
「美人を産んだ親が悪いってわけか」
「そう、親に罪がある」
「どうやら、世間受けしない論理だね」
「それよりも、ミニスカートをデザインしたデザイナーがいけないね」
「いや、一番根本的なものとして、その女性が生まれてこなければよかったんだよ」
「とにかく、世間で求めているのは、理性って奴だな」
「そうだよ。美人にも、デザイナーにも、生みの親にも罪は無いんだからさ。その女性を襲った男に罪があるって言うんだからな、世間一般では」
「質屋のばあさんを殺して、罪と罰を受けるのも理性が働いているからさ。ドストエフスキーもいいことを言ってるね」
「罪を憎んで人を憎まずってことばがあるけどどう思うかね」と彼が言う。
「ミニスカートの女性にも、その女性を襲った男にも罪はないということじゃないかね」
「なるほど」と彼が応える。
「とにかく、ミニスカートで男の気を誘い、どうぞ襲ってくださいといわんばかりの環境をつくることに罪があり、それを襲おうと思う男の心の動きに罪があるということさ」
「ドストエフスキーの罪と罰だね」



