友達の彼氏

私は玄関のドアスコープから覗いて驚いた


急いでドアを開けた


「おはよう」


「椎名…さん…」


玄関の前には大きな花束を抱えた椎名さんの姿


「入っていいか?」


「え…あ、はい」


大きな花束を抱えたまま狭い部屋に?


何の用だろう…


「コーヒー入れましょうか?」


「うん」


私はいつもと違う椎名さんを横目で見ながらコーヒーを入れた