バックに入れてお茶を飲み、少しずつ緊張がほぐれた


さっきの椎名さん…


なんとなくカッコ良かった


優しいし…


ヤバイ!


このままじゃ私、どんどん好きになっていくよ


それからの私は、密かに、椎名さんを好きでいた




会社では、毎朝、椎名さんのコーヒーを作ることから始めた


「お!サンキュー!」


いつの間にか、それが私の日課になり、椎名さんの好みのコーヒーも完璧


彼女持ちの男を好きになるなんて思ってもいなかった


私の気持ちは内緒…