「はい…」


お茶を椎名さんのデスクに置いた


「いただきます」


椎名さんが食べ始めた


「じゃん!」


私はもう1つ、お弁当を出した


不思議そうな椎名さん


「実は、これが私のお弁当なんですよ。椎名さんに渡せるかわからなかったので…でも食べてもらえて良かったです」


「ありがとう…全部、手作りなんだな!見直した」


「母から習ったのばかりですが…」


「本当に美味い!」


「ありがとうございます」


「河上は良い嫁さんになるぞ」


「相手がいればですがね…」