「気を付けてくださいね」


「今日は本当に色々ありがとな」


「またいつでも!」


「じゃ!」


椎名さんは階段をゆっくり下りて行った


私は部屋に戻り、窓から歩く椎名さんを見ていた


まるで恋人同士みたい…


時計はもう夜中に近い時間だった


お風呂に入って考えてみる


素直…


可愛い女の子…


とりあえず明日、会社で可愛くしてみよう


でも、可愛くって?


椎名さんに?