命は火菜に言った。
火菜がイヤだと言えば命は無理強いしないつもりだったが、火菜は黙って命に差し出した。
「あ、ありがとう。」
命はなぜか礼を言ってペンダントを受け取った。
そしてそれを空に透かしたり色々と角度を変えてみたりして頷くと
「確かにこれは“アラビア文字”で何か書いてあるな〜。それからコイツの正体も分かった。」
命は得意気に言った。
「えーっ!もう分かったの? 何これは…?」
「そう せっつくなって!こういう物には順序があるだろうよ。まずは暗号を解かないとな〜。」
「なんか探偵気取りだね。こっちは余裕ないんだけど!」
「分かってるって!お前、今日何時に終わるの?」
「…後一時間で終わるけど。」
「よし!じゃあ終わったら図書室に来い!! 俺もそのぐらいに行くから。」
「なんか自分勝手に決めちゃってナイ?」
「イヤ〜こういうヤツはネットで検索するより、図書室のその手の辞書で調べたが早いからね。」
(いやそんな問題じゃなくて…。)
と火菜は言い返したかったが、命なりに必死に協力してくれてるみたいだし、ここは一緒にやってみるか!という気になっていた。
火菜がイヤだと言えば命は無理強いしないつもりだったが、火菜は黙って命に差し出した。
「あ、ありがとう。」
命はなぜか礼を言ってペンダントを受け取った。
そしてそれを空に透かしたり色々と角度を変えてみたりして頷くと
「確かにこれは“アラビア文字”で何か書いてあるな〜。それからコイツの正体も分かった。」
命は得意気に言った。
「えーっ!もう分かったの? 何これは…?」
「そう せっつくなって!こういう物には順序があるだろうよ。まずは暗号を解かないとな〜。」
「なんか探偵気取りだね。こっちは余裕ないんだけど!」
「分かってるって!お前、今日何時に終わるの?」
「…後一時間で終わるけど。」
「よし!じゃあ終わったら図書室に来い!! 俺もそのぐらいに行くから。」
「なんか自分勝手に決めちゃってナイ?」
「イヤ〜こういうヤツはネットで検索するより、図書室のその手の辞書で調べたが早いからね。」
(いやそんな問題じゃなくて…。)
と火菜は言い返したかったが、命なりに必死に協力してくれてるみたいだし、ここは一緒にやってみるか!という気になっていた。


