「そうか。それはよく頑張ったな火菜。 お前も本当に強くなったよ。でもお母さんもお前の為を思って突き放している事分かってやれよな!」
「だからおっちゃんに言われなくても分かってるって!!」
「おぅ!じゃあまた電話するから。お前も何かあったらすぐに連絡してくれよ。」
「うん!まずはこのペンダントの事調べてみるね。」
火菜は電話を切るとペンダントを外してマジマジとみつめていた。
ここにアラビア文字が浮かび上がるのは分かってるんだけど、なんて書いてあるかさっぱり分からないなー。
と火菜が一人ぶつくさ呟いていると突然、頭上からその声が降ってきた。
「なんかかなり訳アリだなお前。」
火菜は驚いて
「誰!? そこにいるのは…?」
とその声の主に向かって叫んでいた。
すると、その男はゆっくりと階段を降りてきた。
「別にアンタの話しを盗み聞きするつもりでココにいたわけじゃないから…。誰もいないから俺の居場所にしてるとこに突然やってきたのはアンタだから…。」
その男子はとても冷めた目が印象的で、容姿は整った方だが一言で言うなら“絶望感”を漂わせたような雰囲気がこの場所にいるのは場違いだと言わんばかりの威圧感をかもしだしていた。
火菜はよりによって最悪なヤツに話しを聞かれた事に舌打ちしたい思いだった。
「だからおっちゃんに言われなくても分かってるって!!」
「おぅ!じゃあまた電話するから。お前も何かあったらすぐに連絡してくれよ。」
「うん!まずはこのペンダントの事調べてみるね。」
火菜は電話を切るとペンダントを外してマジマジとみつめていた。
ここにアラビア文字が浮かび上がるのは分かってるんだけど、なんて書いてあるかさっぱり分からないなー。
と火菜が一人ぶつくさ呟いていると突然、頭上からその声が降ってきた。
「なんかかなり訳アリだなお前。」
火菜は驚いて
「誰!? そこにいるのは…?」
とその声の主に向かって叫んでいた。
すると、その男はゆっくりと階段を降りてきた。
「別にアンタの話しを盗み聞きするつもりでココにいたわけじゃないから…。誰もいないから俺の居場所にしてるとこに突然やってきたのはアンタだから…。」
その男子はとても冷めた目が印象的で、容姿は整った方だが一言で言うなら“絶望感”を漂わせたような雰囲気がこの場所にいるのは場違いだと言わんばかりの威圧感をかもしだしていた。
火菜はよりによって最悪なヤツに話しを聞かれた事に舌打ちしたい思いだった。


