エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》

フランケンに卑猥な言葉を耳打ちしたり、エロ本を見せたりしてそれにフランケンが反応を示すと、笑い嘲ったりして ようするに暇つぶしの道具だった。

私はそれを見るのもイヤだったけど、これを利用出来る!と考えた。

そして私は二人を軽く押しただけなのよ。


真知子は寝る時は全裸が常だったから、寝室には誰も入れなかったけど、たまにフランケンにマッサージをさせたりしていたの。

さすがにその時は服を着ているのだけど、私は真知子が朝が遅いので先に起きて寝室を出る時は鍵をかけて出るように言われてたけど、その日はわざと掛けずにいた。

父が出張中で急に帰宅するのが早まったと連絡が入ったからよ。

私は今がチャンスと思ったわ。

本当なら母を起こして父が帰宅する事を伝えなければならないのに、そうはせずに鍵を掛けずにフランケンを探したの。

そしてフランケンに、母がマッサージをして欲しいそうだ。と告げ寝室に行かせると全裸の母が寝ている。

そこからはどうなったかは知らないわ…。