二人は久しぶりの再会と、お互いの無事を確認しあって喜んでいた。
梓は、その光景の先に見覚えのある“あの男”の顔を確認して愕然とした。
――なんでアイツが……!!!………。
どうして私に会いに来るの!
「……いやーーーっ!!」
梓が頭を抱え込んで後退りした。
理由が解らない望は驚いて梓に駆け寄った。
「どうしたの?梓さん大丈夫?」
すると、車から野田と弥生がほぼ同時に降りてきた。
すぐに梓の元に駆け寄ろうとする野田を
ここは私に任せて…と弥生が目配せすると自分が梓に近付いた。
「梓さんね。私が弥生です。彼はね、私が一緒に来てもらったの。ここでは何だから、車の中で話しましょう。……いいわね。」
弥生の優しい声を聞いて、梓はコクンとうなづいた。
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