「あら、命君もう済んだの?」
廊下に出た命の姿をみつけて、森が声を掛けて来た。
「いや、センセー。火菜を紹介しようと思って」
森は命と火菜の事をよく知っている理解者でもあったので、命が正直にそう言うと
「それがねーアナタの伝言を伝えようとさっきから探してるんだけどヒナちゃんどこにも居なくて……面会に来てた子もいなくなってるし、困ってたとこよ。」
「えっ!」
二人が顔を見合わせているところに
「ミコぉ〜!! 助けて!!!」
強風に紛れながらも火菜のSOSが聞こえた。
「外だ!!」
二人は駆け出した。
廊下に出た命の姿をみつけて、森が声を掛けて来た。
「いや、センセー。火菜を紹介しようと思って」
森は命と火菜の事をよく知っている理解者でもあったので、命が正直にそう言うと
「それがねーアナタの伝言を伝えようとさっきから探してるんだけどヒナちゃんどこにも居なくて……面会に来てた子もいなくなってるし、困ってたとこよ。」
「えっ!」
二人が顔を見合わせているところに
「ミコぉ〜!! 助けて!!!」
強風に紛れながらも火菜のSOSが聞こえた。
「外だ!!」
二人は駆け出した。


