「綾芽っ早く起きなさぁーい!怜太君が迎えに来ちゃうわよー!」


「はぁーい・・・」


いっつもこんな風にして起きている
アタシ・・・


はぁ・・・この生活に早く慣れよ・・・


でもそううまくいくわけでもない。


あっアタシ綾芽っ!高1!家から40分のけっこー有名なお嬢様高校に通ってる。


迎えにいつも来なくてもいーのに勝手に来る幼なじみの怜太!同い年。
家が近くて、かなりの俺様・・・。
駅から近い高校に行ってるから送り迎えをしてくれるから便利!


『ピーンポーン』


あっやばっ!


来ちまった・・・


はぁ・・・


「あっ怜太君っ!綾芽はもう少しだから。いつもごめんねぇ」


「いえいえ。行くついでなんで。」


「おかぁさんいってきまぁーっす!」


「いってらっしゃい!」


まったくおかぁさんたら・・・。


なんか怜太怒ってる・・・


「れーたぁなんで怒ってるん?待たせたから?」


「綾芽っ俺様に謝れ!」


あーそうだった。


めんど。