「椎菜…無理しないでね???」







「ありがとう…」



椎菜が泣きたい気持ちはすごく分かるよ。



だって、優矢を葵に変えるとあたしも泣きそうだもん…



葵の夢はお医者さんと知ってるからあたしは、こんな事は全く考えてないから…言える事。



けど…あたしも付き合う前から芸能界希望がある人と付き合ってたらどうなっていたのだろ…



「平井!!!早く!!!」



呼ばれたあたしは椎菜に手を振り、また練習を始めた。