音のした方に目を向けると、鷲が歩いてくるのが見えた。 「よぉ。」 「うん。」 鷲は自然に隣のブランコに座った。 「お前なんでまたここにいんの? 昨日襲われかけた場所だぞ?」 少し睨む様にこちらを見てくる。 「ここにいたらあなたが来るかと思って。」 素直に答えると鷲は驚いた顔をした。