ちぇりっしゅ 修正中^^


「それってさ 梨紗ちゃん自身のため?それとも翔のためだったりして」

「……え?」

「翔のこと 好きになっちゃった?一緒にいたいからバレたくないの?」

「……違うし」

ただ

翔に迷惑かけたくないだけ

それと

この学校にいられなくなると

あたしの居場所がなくなるから……

ただそれだけだよ

「じゃあさ」

奏が口を開く

「梨紗ちゃんからキスしてよ」

「…はい?」

「そしたらみんなには内緒にしてあげる」

「な……なんでそうなるの?!」

あたしが叫ぶと口を押さえられた

「壱琉とは付き合ってないんでしょ?それに翔のこと好きじゃないなら いいじゃん」

ニコッとはにかむ奏君

だからって

なんであたしからキスしなきゃいけないのっ!!!?

「どーする?梨紗ちゃんっ」

「……。」

どおしよう

あたし

どおしたいのかな?

てか手放せよ!!!

「ふぅー」

「ん?何?」

奏君が手を放す

「キスしたら本当に秘密にしててくれるの?」

「うん もちろん 中野君嘘はつかないよ」