ちぇりっしゅ 修正中^^


「……。」

無言であたしを見る翔

やばっ

キレてる…よね?!

「写真 見たろ?」

「……。」

手に持ってるわけだし嘘つけない

「み……見ちゃったぁ」

いつもみたいなテンションを心がけるあたしは写真たてを翔に差し出した

「これ…翔の彼女かな?」

「……。」

「違うの?」

「俺の好きな人だよ」

「え?」

「大好きだった人」

「……。」

『だった』

なんで過去系なの?

「翔…あのさぁ」

そんなわけないじゃんか

だって……

「この人 真緒さん でしょっ?」

寝言でまで名前言ってるんだもん

過去系なわけない

あたしが言うと翔はピクッと反応した

「なんで……その名前知ってんだよ」

「やっぱりそうなんだ」

ビンゴじゃん

わかりやすっ

「……。」

「ねぇ まだ好きなんでしょ?」

「……。」

「だったらなんであたしにキスしたのよ 嫌がらせ?奏君に気に入られてるから?」

あたしに背を向けようとする翔の服を掴む

「なんでか言えよ 好きな人いるのに……」

間を開けて翔が言った

「真緒はさ……」