トントン 誰かに肩を叩かれた 振り返ると 心配そうな顔をしている亜美だった 「梨沙 大丈夫? あんまり無理しないでね」 「うん・・・頑張る 亜美はどこの教室なの?」 「あたしは保健委員だから もちろん保健室だよ♪」 いいなぁ 保健室かぁ あたしも保健委員になれば 少しは気が楽になったのかな? だって 保健室には当然 魔法の先生がいるんだもん 「じゃあ あたし行くね また明日ね」 「うん バイバイ」 こうして 亜美も教室を出て行った