「はぁ・・・」





あたしの口から出たため息は深く重い




なんかあのクラス嫌だなぁ


圭介もいるし 中田先生も嫌い



亜美がいるから楽しいかと思ったけど



そんなの関係なかった






あたしどうなるんだろ



クラスにも入れないし


もしかしたら 不登校になるかも




ハハッ それもありそう





「あら 何を笑ってるのかしら?」






後ろから静かに来た先生



その先生はあたしの大好きな



谷川先生だった