学校に着くとほとんどの生徒が

すでに登校していた


どんどん門をくぐって校内へと足を踏み入れていく



あたしもみんなと一緒に門をくぐり


みんなと同じ目的地へと向かう



そう クラス発表のある

下駄箱の入り口











「うわ・・・スゴイ人・・・」




下駄箱に到着したのはいいんだけど


みんなが邪魔でなかなか見えない・・・



トントンッ



誰かがあたしの肩を叩いた



「梨沙♪おっはよー」


「あぁ 亜美か・・・
 びっくりすんじゃん」


「エヘへ♪
 それよりクラス見た?」


「ううん テカ見えない」


「梨沙とあたし同じクラスだよ!
 三組だってさ」





三組かぁ


去年も三組だったよなぁ



まぁ いいや


亜美と同じクラスなんだし




「じゃぁ 三組行こ!」


「うん」




こうしてあたしは亜美に連れられて


三組の教室へと足を進めた