「おーい 吉野だぞ」




いつの間にかあたしの番で


先生があたしの名前を呼んだ




先生の手作り感があふれるクジの箱に手を入れ



たくさんの紙の中から一枚を引いた





「よーし!全員引いたな?
 今から黒板に番号の席書いてくから
 机ごと移動しろー」





カサッ




あたしの番号は・・・





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   7


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紙に書いてある先生の字



一目でわかる




だって先生の字特徴ありすぎだもん







「よし 書けた
 んじゃ 自分の番号んとこに移動開始!」