小箱で、スタッフは自分をいれて6人の店。
他の店に呑まれるように、ひっそりとある。
だが、『スナック・香華』は毎日申し分なく流行っていた。
でも麻弥の部屋の中には、店での写真は一枚も飾られていない。
嫌だから。
そんな自分が嫌だから。
香月が死んだ事を言い訳にして、せっかく手に着けた職を放り出した…
そんな自分が、とてつもなく嫌いなのだ。
「さ…シャワー入ろ…」
二日酔いは毎日のこと、少しだけマシになったような気がするふらつきを正して、浴室へ向かった。
麻弥は決して鏡を見ない。
美人だと誰もが言うし、子供を生んだとは到底思えないスタイルなのに、決して見ない。
1日のうち、化粧するときだけ自分の顔を見る。
他の店に呑まれるように、ひっそりとある。
だが、『スナック・香華』は毎日申し分なく流行っていた。
でも麻弥の部屋の中には、店での写真は一枚も飾られていない。
嫌だから。
そんな自分が嫌だから。
香月が死んだ事を言い訳にして、せっかく手に着けた職を放り出した…
そんな自分が、とてつもなく嫌いなのだ。
「さ…シャワー入ろ…」
二日酔いは毎日のこと、少しだけマシになったような気がするふらつきを正して、浴室へ向かった。
麻弥は決して鏡を見ない。
美人だと誰もが言うし、子供を生んだとは到底思えないスタイルなのに、決して見ない。
1日のうち、化粧するときだけ自分の顔を見る。


