らぶ☆すとーりー

私は戸丸君を抱えてタクシーに乗った。



「戸丸君?家何処?」



「ふぅ・・・えっと・・・はぁ・・・。」



辛いながらも説明する戸丸君。



やっと戸丸君のマンションへ着いた。



「3階ね・・・。」



私は戸丸君を抱きかかえ玄関のドアの所まで来た。



「戸丸君!鍵!」



「は・・・い・・・。」



戸丸君は鞄をごそごそし出す。



しかし鞄からせっかく出した鍵を落としてしまった。



「ちょっと待ってね。」



戸丸君を壁に持たれかけさせ、鍵を拾う。



玄関を開け、部屋に戸丸君と一緒に入った私。



「寝室は・・・こっちかな。」



奥のドアを開けるとベットが見えた。



「よいしょ。」



そう言って戸丸君を私は寝させた。