はぁって私は1つ息を吐いた




「うん」



握りしめたカーテンを放して



伊織くんを振り返る



「伊織くんなんか大嫌い」



私は笑って言った



「伊織くんなんか大嫌いだよ」


好きだよ、大好きだよ


伊織くん 愛してるよ


だから



幸せになってね



「伊織くんなんか大嫌い

伊織くんみたいに面倒くさい人
さっさと忘れて………

私、もっと優しい人と…
恋をして幸せになるから……」



好き、大好き、伊織くん好き



愛してるよ 伊織くん


最後に気持ち聴けて愛し合えて


幸せだった


だから 伊織くん


私は もう充分だからね


罪悪感なんて感じないで


伊音くんの いいパパになって


茜音さんと力合わせて


幸せな家庭 作ってね



私のことを 思い出にして