「お~い風羽っ!風羽っ!」 伊織くんの肩にもたれて 風羽は眠ってしまった 「ダメだな。起きない」 「オレ風羽ちゃんをベッドに連れて行くよ」 風羽を抱き抱えようとした 伊織くんの肩をオレは掴んだ 「伊織くんはいいよ 風羽はオレが運ぶ」 伊織くんは顔色変えずに 「そう。じゃ、てっちゃんにお願いします」 そう言った