「空羽と風羽にこんな素敵なお友達がいたなんて知らなかったわ」



キッチンで紅茶を入れながら
リビングのソファーに座る伊織くんを見て
お母さんが笑った



トレイに紅茶とショートケーキを乗せて

私は それを受け取り


「空羽の部屋で話そうか」



伊織くんに声をかけて



階段を上り、空羽の部屋へ入った