空羽は私が運動会を休んだ事、何とも思ってない
そう安心して
私はベッドにポスンと座った
『風羽』
空羽は両手で私の手を優しく包んだ
その手は点滴とかの跡で紫のアザがたくさんあった
『私は風羽
風羽は私
私には出来ない事が
たくさんある
だけどね
風羽が自由に楽しんでくれたら
私も楽しんだ気持ちになるよ』
…………空羽
空羽は私が変な遠慮をして
仮病を使った事に気づいてた
『私と風羽は双子だもん
一心同体だよ
私が出来ない事を風羽がして
風羽が楽しい時は私も楽しい』
ねっ?
そう言って笑った空羽
私は涙が止まらなくなって
『ごめんなさい空羽ごめんね』
ベッドの上
空羽に抱き着いて
たくさん泣いた事を
昨日の事のように覚えてる



