高野冬也(たかのとうや)。 隣のクラスの人。 「うん」 あたしは黙って冬也のあとをついて行く。 あたしは冬也のこと好きでもないし嫌いでもない。 「有紗さぁ好きなやつとかいんの?」 「なんで?」 「この前もふったんだろ?」