江島先生は、陣野先生の喉から唇を離すと、陣野先生の頬に両手を伸ばし、赤い口紅の唇から舌を突き出すように、



―――――――キスをした。



「……は…ん……あふ……」


「!!!」


同時に、目を閉じ、両手で耳を塞ぐ。


涙がつんと目の奥から溢れだしてくるのを止められない……!!!



………………嫌だ………。


―――――火月………………!!!!!







トクン…………トクン……………トクン…………――――――。






……………ックン…………ドックン!!!!!!!